やっと実感できたインタレストグラフ~ユーザーは「まとめ」もFollowする~

なるほど、自分のフィードで「友達本位」に加えて「インタレスト(関心)本位」の情報をだんだんとコントロールできるようになってきたんだ、という話をしたいと思います。

 


昨年あたりから頻繁にインタレストグラフ(関心の相関図)という言葉を目にするようになって、Facebookに代表されるソーシャルグラフ(人間関係の相関図)との関係においてさまざまな意見がありました。補完されるもの?とか、相反し合うものだ、などなど。エッジの立っている方なら認識されていたのかもしれませんが、どうも自分の中ではずっとピンときませんでした。日々「いいね!」や「RT」で自分のフィードに流れてくる情報は、紛れもなくインタレストグラフを形成しています。しかし、あくまでも友達関係本位で乗っかってくるインタレスト情報で、関心領域のほとんど合致しない「友達」もいる場合には、極端な言い方をすれば、ノイズにもなりかねません。ソーシャルメディアの種類や使い方で異なるとはいえ、友達を分類するような「リスト機能」のような考え方ではなく、「友達関係」本位から「関心領域」を切り離して柔軟な情報の組み合わせが可能な、一層自分にとって心地の良い空間はないものか。もちろん、友人からの意外な情報の「発見」というセレンディピティは維持したまま…

そのようなことを漠然を考えていたところ、Pinterestを利用してみた時、やっと「インタレストグラフ」を実感として捉えることができるように感じました。

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何だか手付かずだったことに、リニューアルされたソーシャルブックマークサービスのdeliciousをちゃんといじることをすっかり忘れていました。日本では、はてなブックマークがメジャーなんでしょうけど、僕の好きなブロガーさんが、以前deliciousを使ってるのを見て、なんとなく真似して使い始めたのがきっかけでした。
厳密には、deliciousは元々yahooが運営してて、ヤフーの雲行きが怪しくなってきたところで、ひょっとしてサービス自体なくなってしまうんじゃないかとか不安に思って、chromeの「taberareloo」という機能拡張アプリで、はてなとダブルポストしてるんですけどね…

まーそれは、ええとして。今は、YouTubeのファウンダChad Hurley氏が新しく立ち上げたAVOS社が運営しているので、ひとまず安心。

新deliciousを使ってみての感想は、「あ、そうかー、やっぱり、まとめる方向でいってるんだなー」ということ。最近では、NEVERまとめだとかyahooくくるだとか、情報のキュレーションプラットフォームが結構充実してきてますよね。NEVERまとめを初めて見た時は、正直、「あれ、これってタグ付けしたブックマークの集まりなだけやん」っていうのが第一印象だったので、今回のdeliciousのリニューアルは、僕にとってはごくごく自然な流れのように感じました。ブックマークを「スタック(束、集まり)」に保存して、ユーザー同士で共有する、っていう点ですね。問題は、TechCrunch JAPANでも指摘してる通り、一般のユーザーが本当にどこまで使ってくれるか。僕はデザインもUIもシンプルなdeliciousがすごく好きだったので応援したいという気持ちはあるのですが、正直「スタック」作るのはちょっと面倒かなーと感じてしまう。どうせ手間かけるなら、タブのブックマークを吟味して、まとめサイトに上げよか、とか打算的なことも考える。どうなんでしょうねー、この辺。deliciousも、ブックマーキングという言葉をほとんど使っていないようですし、キュレーションプラットフォームだ!って宣言したいんでしょうか?、本当は。deliciousスタッフの間では、スタックのことを「webのプレイリスト」とか言っているそうですが、もう分けわかりませんね。 もう少しすると、進化を続けて僕にも方向性が理解できるようになるのかもしれません。

というわけで、騙されたと思って、黙って初スタックを作ってみることにしました。