やっと実感できたインタレストグラフ~ユーザーは「まとめ」もFollowする~

なるほど、自分のフィードで「友達本位」に加えて「インタレスト(関心)本位」の情報をだんだんとコントロールできるようになってきたんだ、という話をしたいと思います。

 


昨年あたりから頻繁にインタレストグラフ(関心の相関図)という言葉を目にするようになって、Facebookに代表されるソーシャルグラフ(人間関係の相関図)との関係においてさまざまな意見がありました。補完されるもの?とか、相反し合うものだ、などなど。エッジの立っている方なら認識されていたのかもしれませんが、どうも自分の中ではずっとピンときませんでした。日々「いいね!」や「RT」で自分のフィードに流れてくる情報は、紛れもなくインタレストグラフを形成しています。しかし、あくまでも友達関係本位で乗っかってくるインタレスト情報で、関心領域のほとんど合致しない「友達」もいる場合には、極端な言い方をすれば、ノイズにもなりかねません。ソーシャルメディアの種類や使い方で異なるとはいえ、友達を分類するような「リスト機能」のような考え方ではなく、「友達関係」本位から「関心領域」を切り離して柔軟な情報の組み合わせが可能な、一層自分にとって心地の良い空間はないものか。もちろん、友人からの意外な情報の「発見」というセレンディピティは維持したまま…

そのようなことを漠然を考えていたところ、Pinterestを利用してみた時、やっと「インタレストグラフ」を実感として捉えることができるように感じました。

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動画共有サービスの「Chill」がかなり様変わりしました。

確か以前のインターフェースは、どちらかと言うと、ここでも紹介した仮想ディスコのTurntable.fmやRolling.fmとそっくりでした。アバター何かも登場して、一つのスペースで、流れる動画を「じっくり」友達と共有しながら楽しむユーザー体験。

それに対して、今回のリニューアルはかなり思い切った方向転換なのではないかと思います。よくよく見ると新しいデザインは、何かと最近話題のPinterestとも似ていたり。「じっくり」から、数多くのコンテンツを比較的「あっさり」共有しましょう、といった感じでしょうか。

new chill



最近のインタレストグラフ系のwebサービスは、このようなビジュアルベースのデザインが主流になりつつあるように思います。「文字文字」してなくて、ユーザーが、セレンディピティとなる価値あるコンテンツと、一方で不要なノイズ的なものを出来る限り、早く直観的に見分けられるような工夫が求められていると言えます。フィードやタイムラインという「流れ」から、見渡し閲覧可能な「一覧・ボード」という試み。ソーシャルインタレストで有名なGetglueなどは前者のイメージを持っています。まだ十分に新生Chillを使っていないので、サービスの詳細そのものより、「様変わりぶり」について思ったことを少し綴ってみました。Youtubeと使用感を比べてみても、オモシロいかも知れないなー、とか思いつつ。