子供のユーザー視点。しゃがむこと。現場体験やな〜的な話。
休日だからというわけではないんですが、家ネタをひとつ。
先日、洗面所をリニューアルしました。いろんなカタログを取り寄せて洗面台を選んだり、鏡やタイルも特
注で少しこだわったりしたのですが、やっと大工さんに手伝ってもらって完成しました。そうして洗面台を初めて使うのはうれしいもの。晩になって、4才の子供の歯磨きをしていたのですが、そんな時に、彼がひと言。
「あ、こどもの顔があるよ!!」
なんのこっちゃか、僕にはさっぱり分からず、「なにがー??」と探して見たのですが、すぐには見つからない。ちゃんと探してみると、ようやく見つかりました。なんだかよく分からないんですが、大人の視点じゃ見つけられない世界っていうと大げさなんですが、そんなのってあるよなー、と少しうれしい気分になりまして、それがこれです:
●大人の視線

●こどもの視線

洗面台のメーカーさんが、意識して、この「愛嬌のある顔」を用意したかは分かりません。パンフレットには書かれていませんから。子供のいない方にはこのような演出は不要ですしね。だけど、もしこれがメーカーのちょっとした遊び心として演出されたカタチだったらとしたら、なんか少しオモシロいと正直思いました。洗面台というのは、子供ベースで考えると、子供はどんどん成長しますから、「子供用洗面台」というものはまず用意されていないんですよね。子供は親がくれる「踏み台」を使って手を洗ったりする。彼らは「大きすぎる洗面台」をがんばって数年間、朝昼晩使い続けます。そう考えるとこんな遊びが少しあってもいいのかな、とも思います。でも、子供用にカスタマイズしていては非効率でしょうから、こういうさりげない遊びがいいのかもしれません。大人にはバレないですから(笑)
普段、企画をする仕事に携わっていると、ユーザー視点がどうだとか、ターゲットが誰だとか、ゴールデザインはこれでだとか嫌というほど考えるわけで。ついつい頭の中でユーザー視点で想像するだけで、消化しようとしてしまう。子供の視点で見ようとすれば、実際にしゃがんでみなければならない。結局、ユーザー視点というのは、「現場で体感すること」に他ならないという当たり前のことに、今回の息子の発見を通じて、復習させられてしまいました。
休日の家の出来事をやっぱり仕事に結びつけてしまうという、、、考え過ぎです〜。